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zoom RSS おおかみこどもの雨と雪

<<   作成日時 : 2013/03/03 19:04  

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面白いテレビもやっていないので、「おおかみこどもの雨と雪」をDVDで鑑賞。
一見、ありがちなファンタジーに思えますが、特におおかみこどもの成長と生き方の選択は、異文化との遭遇の物語とみることができると思います。

改めて見てみると、これまでのアニメ、マンガ作家に対するオマージュや批判がかなり強いのではないかという感想。
監督が自身で語っているように、女性が母親になっていく姿を描いた作品というのはアニメに限らず、あまり多くないかと思います。しかも、アニメなら絶対にやりたい、おおかみおとことの恋愛の場面はあっという間に通り過ぎ、拍子抜けする人も多かったのではないでしょうか。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」では、少女が主人公でしたが、その少女が思春期をすぎ、いろいろな魔法をなくし、大人になり、母親になっていく物語と読むこともできるでしょう。この作り方は江川達也がやった「まじかる☆タルるートくん」「GOLDEN BOY」「東京大学物語」という成長物語と非常に似ていると感じました。
一方、成長する女性ということでは宮崎駿の一連の作品が思い浮かびますが、宮崎の場合、常に最後には死が待っています。例えば、「魔女の宅急便」では、キキ、ウルスラ(絵描きのお姉さん、キキと同じ声優)、おソノ(パン屋のおかみさん)、コキリ(キキのお母さん)、老婦人(リウマチ)、ドーラ(キキのお母さんにリウマチの薬を作ってもらっている老婆)と作品の中で少女の成長と死が描かれていますが、これは魔女の死でもあります。
それに対し、「おおかみこども〜」では、同じような構図をもっと明確に描きながら、最後はおおかみの絶滅ではなく、雨の遠吠え=生という形でとてもポジティブな印象でした。
ついでにいうと、雪の少女時代の声優が非常にいい。子どもと少女と野生の間を行き来する姿(それがまさに子どもなのですが)を巧みに演じていました。とくに笑い声が印象的です。
今も、いくつかの劇場でやっているようですので、未見の方は劇場で見る価値は十分にあると思います。




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コメント(1件)

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■エスペラさま。
長らくご更新がありませんが、
いかがお過ごしですか。
いよいよ新緑の五月です。
ゴールデン・ウイークが始まってますが、
こちとらは、それらには縁がなく、
しこしことブログなどいじっています。
レジャーや読書など、ご自由にお過ごしください。
今月も、よろしく。 では、また。
sohya
2013/04/30 13:45

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